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初めてのピアレビュー(卒論題目) 

今日の学部ゼミ(総勢11名)では、A4一枚に「卒論の予定タイトル・概要・主な参考文献」を書いたレジュメを全員に用意してもらい、それをお互い批評し合い、ダメ出しをするという試みを初めて行ってみた。というのも、今週にうちの学科では卒論を提出する意思を確認するための儀式として「卒論題目提出」というのがあるので、その直前に指導教員の僕だけでなく、友人達からの思わぬ視点からの質問や突っ込みも有用ではなかろうか、と思ったのだ。
で、結果ですが、4時過ぎから始まり、7時半に終わりました。3時間強。さすがにグロッキー。後で人間関係がギクシャクしちゃうほどの激しい突っ込みはさすがに学生諸君同士ではできないので、そういう嫌な役回りは大体僕。とはいえ、そこそこ完成度も高く、「そのまま頑張ってくださいね」「僕はその分野よく知らないから、○○先生に聞いてね」と一言で終えても良いような発表から、「春休みから全然進んどれへんやないか、この3ヶ月、何しとってん、こら」と思わず僕が関西弁で恫喝したくなるようなものまで千差万別。というわけで、全員均等に10分程度、と思っていたが、5分ほどで終わるようなものから、説教も含めて25分くらいかかるものもあって、予定よりも大幅に遅くなった。
まだ提出まで3日ほどありますので、もう一度見直して、考えるように。
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輪読ゼミラスト 

長々と読んできた山田先生の本も、今週でラスト。
「普通」という希望 (青弓社ライブラリー)「普通」という希望 (青弓社ライブラリー)
(2009/07)
山田 真茂留

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要約はI田君、コメントはM嶋さん。ラストの章は、問題提起という性格が強く、それ故「本当にそういえるのか」「根拠は?」「ほな、どないせいっちゅうねん」という、なかなか厳しめの学生諸君のツッコミが噴出。
僕も「信頼がそもそも崩壊しているのに、何を信頼すればいいのか」というOS木さんの疑問や、「昔ながらの信頼システムって、果たして存在したのか」というK坂君の疑問はなるほどなあ、と思いつつ、「多文化主義とかで、他人の行動に口を出せない、と言うのはやはり忸怩たるものがあるよなあ」と著者に同感したりもするのだった。
M島さんのコメントでは、山田さん自身も参加したインタビュー、アンケート調査の「統計やアンケートの数字」からは、日本人はそれほど利己的とは言えないのではないか、との意見が出された。これも重要な指摘、と言うか、「アンケートの数字」については、結構慎重に解釈するべきとアドヴァイス。また、「振り込め詐欺」などは、「信頼社会が存在しているからこその犯罪である」点など、「利己的で用心深い」日本人という像は実は一面的なのではないか、など考えさせられる点は数多い。
信頼社会のゆくえ―価値観調査に見る日本人の自画像 (リベラ・シリーズ)信頼社会のゆくえ―価値観調査に見る日本人の自画像 (リベラ・シリーズ)
(2007/03)
ロバート キサラ、

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以下は僕がゼミ中に参考として回した本。
不平等社会日本―さよなら総中流 (中公新書)不平等社会日本―さよなら総中流 (中公新書)
(2000/06)
佐藤 俊樹

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軋む社会 教育・仕事・若者の現在軋む社会 教育・仕事・若者の現在
(2008/05/26)
本田 由紀

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「個性」を煽られる子どもたち―親密圏の変容を考える (岩波ブックレット)「個性」を煽られる子どもたち―親密圏の変容を考える (岩波ブックレット)
(2004/09)
土井 隆義

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今日で前期の輪読ゼミはおしまい。来週は「卒論のタイトルをお互いに批判し合う」という初の試み、再来週は後期の予定や合宿の責任者などを決める予定。楽にはなるけど寂寥感は伴う。
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