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アメリカが見た幕末の日本
今日から学部ゼミはちょっぴり高めのこの本。
アメリカ文化の日本経験―人権・宗教・文明と形成期米日関係アメリカ文化の日本経験―人権・宗教・文明と形成期米日関係
(2005/12)
ジョセフ・M. ヘニング

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タイトルから想像できるように、幕末維新期の日米関係において、文化的な「眼差し」はそのように変遷していったか、という日本における「オリエンタリズム」問題を考えるのに好適な本だと思い採用した。今日の要約者はN山さん、コメンテーターはK沼さんとF原君。
今日読んだ箇所で重要な点は19世紀からの「社会進化論」の潮流だろう。これは「反キリスト教」的な匂いを漂わせながら、日本など新興国家にも猛烈に受容された思想だからだ(本書ではスペンサーが紹介されたいた。ダーウィンはもうちょっと後で入ってくることになるだろう)。
N山さんは判りづらかったところを事前に僕に訊いたり、年表をつけるなど気配りをし、K沼さんはイザベラ・バードなどの外人の「日本見聞録」を数冊流し読みし、その面白そうな部分を引っこ抜いてくれ、F原君は神奈川県立図書館が所有している当時の外国人を題材にした錦絵(横浜絵)を取りあげ、その表象を(少しだけ)紹介してくれた。
今回要約及びコメントがそこそこ充実していたにも関わらず、議論が少なかったのが少し残念だった。今年の3回生がちょっとまだ慣れていないせいもあるかも知れないが、おとなしいんだよね。
去年は「喋らずにはいられない」人材(しゃけとかT野さんとか)がいたので、時々暴走はしても僕がそれほど介入しなくてもすんだのだが・・・。いなくなって判るその人の価値っていうのがあるんだよね(笑)。
来週以降はもうちょっと活発に議論して欲しいな(歴史的なものを取り扱っているから、知っているかどうかという点が大きいのも否めないけど、たとえある知識を知っていたとしても、それをみんなの議論の場に相応しい形で提供できるかどうかは別問題)。

ゼミ | 【2008-05-19(Mon) 23:48:53】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
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