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スピリチュアリティについて 

今日の発表者はF瀬さん。発表タイトルは「スピリチュアルブームから考える日本人と宗教」というものだったが、実はこのタイトルからして問題含みでスタート。というのも、彼女の中で宗教やら霊性やらスピリチュアルやら新霊性運動(これは僕のお師匠様の用語だが)やらがどのような文脈で現れてきたか(というよりも流行ってきたか)というのをしっかりと押さえていないので、話があっちに行ったりこっちに行ったりしてしまい、それは学友からの結構厳しいコメント(みんな優しいから言葉を選びまくっていたが)でもしっかり指摘されていた。彼女の今日の発表の元ネタは以下の本。全部、僕の先生や先輩なので、僕としてもまあ詳しい分野だから、勢いコメントも厳しくなる(だって、僕に聞きに来れば全部答えちゃうのに、それをしないんだからなあ)。
精神世界のゆくえ精神世界のゆくえ
(2007/07)
島薗 進

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断酒が作り出す共同性―アルコール依存からの回復を信じる人々断酒が作り出す共同性―アルコール依存からの回復を信じる人々
(2007/04)
葛西 賢太

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スピリチュアリティ革命―現代霊性文化と開かれた宗教の可能性スピリチュアリティ革命―現代霊性文化と開かれた宗教の可能性
(2010/03/12)
樫尾 直樹

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今回彼女は葛西さんの研究をそのまま引用して、AA(アルコホリックス・アノニマス)について論じようとしたのだが、スピリチュアリティとは何か、を問うことなく、論点先取りで「AAにはスピリチュアリティがある」からスタートしているので、トートロジーになってしまい、残念ながら自滅。あるかないか、あるとしたらどんな点かは、最後に結論としていうべきものだと説教
コメンテーターのOS木さんが素晴らしいコメントをしてくれたので、多少救われたが。OS木さんは、AAからもっと宗教色を抜いて、非匿名・会費制で運営される日本の「断酒会」の事例を持ってきて、何故このような違いが出るのか、ということを考えては、とコメント。これには、去年ゼミで読んだ友人小池君の以下の本も参照されていた。
セラピー文化の社会学 ネットワークビジネス自己啓発トラウマセラピー文化の社会学 ネットワークビジネス自己啓発トラウマ
(2007/08/29)
小池 靖

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とにかく、AAだけでは論文が書けないので、根本から考え直すようにと諭して今日は終了。どっと疲れた。
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