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ムスリムとフランス「共和国」 

今日の発表はH野君。コメンテーターはF田さん。タイトルは「現代フランスのムスリム統合問題にみる「共和国」の変容」というもの。彼は3回生の時のゼミ発表でも、いわゆる「郊外」の移民系の若者の暴動を取り上げ、一貫してこの問題を追いかけてきた。このムックが当時の生々しい声を伝えてくれている。
現代思想2006年2月臨時増刊号 総特集=フランス暴動 階級社会の行方現代思想2006年2月臨時増刊号 総特集=フランス暴動 階級社会の行方
(2006/02)
不明

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フランス革命以来の「共和国」理念が、政教分離(ライシテ)を要求して今日まで来ているわけだが、周知のように「スカーフ」問題に端を発したムスリム問題がフランスの「共和国」理念に変容を迫り、またその理念と現実との乖離があらわになってきている、というのが今日の発表の趣旨。このあたりは、昔僕もちょっとだけお話しさせていただいた宮島喬先生がまとめられている。
移民の社会的統合と排除―問われるフランス的平等移民の社会的統合と排除―問われるフランス的平等
(2009/06/25)
宮島 喬

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移民社会フランスの危機移民社会フランスの危機
(2006/11)
宮島 喬

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H野君は結構18,9世紀にまでさかのぼって、これまでの共和国の「政教分離」の歴史を追いかけてきているのだが、いかんせん、それを現状分析と比較になかなか使いこなせていないのが惜しい(そこが卒論の肝になるであろう)。特に、樋口陽一先生や中野裕二先生の研究を道「応用」するかがキーとなると思う。
フランス国家とマイノリティ―共生の「共和制モデル」 (国際社会学叢書・ヨーロッパ編)フランス国家とマイノリティ―共生の「共和制モデル」 (国際社会学叢書・ヨーロッパ編)
(1997/01)
中野 裕二

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近代国民国家の憲法構造近代国民国家の憲法構造
(1994/04)
樋口 陽一

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今日は欠席者も多く、僕も体調がいまいちで申し訳ないことをした。が、実は今日は「教室で行う国際文化学科川瀬ゼミ」の最後なのだ。今週末、ゼミ合宿で残りの諸君に発表してもらい、それでほぼ日程は終了なのだから。ということで、痛む胃を押さえながら少しセンチメンタルになる。
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