今日で前期ゼミはラスト。
今日読んだのは、相も変わらず与謝野晶子・平塚らいてう・山川菊栄の論争。
要約担当がK本さん、コメンテーターがM原君。
内容は多岐にわたるが、「母性保護論争」ということで、「子供を産む女性への手当て」の問題、「女性の労働条件改善」の問題、「女を、家事をして子供を産む道具としてしか見ない家父長制」への異議申し立てなど、約90年後の現在の我々と同じような問題を既に述べているところに敬服しつつ、「我々はどこまで進歩したんだろう」と思わざるを得ない。ホント、同じところをグルグル回っているね。例えば、夫にどれだけ家事をやらせるのかという問題なら、現在だってよくよく考えれば、家電のスウィッチすら押すのはいつも「妻」の役割だったりしないだろうか、なんてね(育児に関してはいうまでもなし)。
学生からの問題提起で面白かったのは、「なぜ娘は子どもを産んだあとに、自分の実家に行くのか」ということ。「母と娘」の紐帯も大きな問題だし、自分の母親なら遠慮せずに子ども(母にとっては孫)を預けられるというメンタリティの「元」は一体何なのだろうか、という話題でひとしきり盛り上がる。「嫁姑問題(夫の母にはやはり遠慮してしまう)」もさることながら、「子育ては女のもの」つまり「女の筋(母方の女の筋)」が無意識的に重視されるのかも知れない、などと話し合う。
大学はこれからテスト期間に入るので、そのあと、夏休みの最初に初めてのゼミコンパを行う予定。
今日読んだのは、相も変わらず与謝野晶子・平塚らいてう・山川菊栄の論争。
晶子:「平塚さんと私の論争」(1918)、「平塚・山川・山田三女史に答う」(1918)
らいてう:「いま一度母性保護問題について与謝野晶子氏に寄す」(1918)
菊栄:「自由社会における妻と母」(1920)
要約担当がK本さん、コメンテーターがM原君。
内容は多岐にわたるが、「母性保護論争」ということで、「子供を産む女性への手当て」の問題、「女性の労働条件改善」の問題、「女を、家事をして子供を産む道具としてしか見ない家父長制」への異議申し立てなど、約90年後の現在の我々と同じような問題を既に述べているところに敬服しつつ、「我々はどこまで進歩したんだろう」と思わざるを得ない。ホント、同じところをグルグル回っているね。例えば、夫にどれだけ家事をやらせるのかという問題なら、現在だってよくよく考えれば、家電のスウィッチすら押すのはいつも「妻」の役割だったりしないだろうか、なんてね(育児に関してはいうまでもなし)。
学生からの問題提起で面白かったのは、「なぜ娘は子どもを産んだあとに、自分の実家に行くのか」ということ。「母と娘」の紐帯も大きな問題だし、自分の母親なら遠慮せずに子ども(母にとっては孫)を預けられるというメンタリティの「元」は一体何なのだろうか、という話題でひとしきり盛り上がる。「嫁姑問題(夫の母にはやはり遠慮してしまう)」もさることながら、「子育ては女のもの」つまり「女の筋(母方の女の筋)」が無意識的に重視されるのかも知れない、などと話し合う。
大学はこれからテスト期間に入るので、そのあと、夏休みの最初に初めてのゼミコンパを行う予定。